スイッチングシステム改造(その2)

2024/11/04

改造

 スイッチングシステムで2ch切り替えのできるPlexitubeも制御したい、の続きです。
そうは思ったものの、GEC438にもPlexitubeには外部切り替え用の制御機能が無い。
じゃ、そこを作ってしまえばよいじゃないかってことで始まったマルチな考え。

まずPlexitube側。
ケース開いて基板を解析すると、こいつの2ch切り替えは6pの機械的スイッチで回路を切り替える方式。ということで、その部分をリレーで切り替えるように改造し、さらにトグルスイッチで、既存のフットスイッチモードかリレーモードかを切り替える。あとはGEC438からリレーを制御するために信号を出力すればOK

隙間に合わせた作ったリレーと制御回路を乗せたPCBを乗せます。

フットスイッチモードと外部制御モードを切り替えるトグルスイッチを追加。

制御信号を入力するためにミニのモノ端子を追加。

次にスイッチングシステム側。フットスイッチによるラッチ信号を見つけ、それの組み合わせで、プリセットが4つまで選択できるので、2バンク分の8プリセットまでをDIPスイッチで指定することにした。

そのラッチ信号とタクトスイッチとの論理回路を組んで、Plexitubeを想定した外部制御信号の出力をON/OFFする。ONの時にH出力とした。例えばDIPスイッチの2bit目をONにしておくと、バンク1のプリセット2を選択すると外部制御信号がHになる仕組みだ。

論理回路でDIPスイッチ指定したプリセットの時に制御信号を出力する

各フットスイッチのラッチ信号とコネクタで接続する。

側面にDIPスイッチが来るように実装。

横から見るとこんな感じ。これで指定しておけばプリセットを選択するだけで、Plexitubeのチャンネルも制御できる。

Plexitubeと同じように、ミニのモノラルジャックを追加。

何度かボードを組みなおしてますが、いつも活躍してくれていました。



こうしてボードが大きくなってきたので、このあとダウンサイジングを考えます。