スイッチングシステム考(ダウンサイジング)

2024/11/07

改造 自作

 いろんな曲に対応すると、音色も欲しくなりエフェクターが増えがち😆
シンプルを意識していたんだけど、自分も何だかんだとボードが大きくなりがち。
そこで最初に使っていた小さいボードに戻すべく、エフェクターたちをダウンサイジング。
(数を減らさないところがあれですが💦)

そこで問題になるのが、改造して2ch制御できるようにしたPlextube
音がお気に入りなので離れられない。
そこで同じRadialのBONESのLONDONを中で入手。Plexitubeの真空管をソリッドに変えたもので、微妙にフィルタが省略されているが仕様はほぼ同じ。

音的にはPlexitubeの方が暖かみがあるものの、ほぼ同じような雰囲気、特にMIDブーストの音は同様に自分の好み。

Plexitubeの時もそうだが、1chはバッキング用のドンシャリ気味な特性に設定、2chはソロ用にレベルとゲインを上げ、MIDブーストで図太い音にしている。

さて、このLONDON、回路を解析すると、こちらはPlexitubeのように機械的なスイッチで回路を切り替えるものでは無く、電子スイッチで回路を切り替えていた。

自作のスイッチングシステムもGEC438同様に、制御信号はPlexitubeのリレー制御に合わせて、外部制御のON時にH、OFF時はLを出力している。
しかし、このLONDONは1ショットのH信号でトグルで切り替えていることがわかった。


そこでLONDON側に、制御用の信号がL→HまたはH→Lに切り替わるエッジで、Hのワンショットを出力する回路を追加し、GEC438からの制御信号を受けるように改造した。
こちらはフットスイッチの電子スイッチの制御とORしているので、Plexitubeのようにモード切替のスイッチを追加せず、どちらでも制御が可能となっている。


これでスイッチングシステムも小型化し、周辺エフェクターも小さいくすることで、ボードを1つ小さくすることができた。